札幌競馬場芝2000mの傾向・特徴！データで有利な脚質・枠順を知る

札幌競馬場芝2000mは、唯一のG2「札幌記念」が開催されるコースです。
未勝利戦から重賞まで様々なレースで使用され、過去7年くらい遡ることで有利な条件が見えてきます。

このページでは札幌競馬場芝2000mのデータに基づく傾向や特徴を分かりやすく紹介し、すぐに活用できるように有利な枠順や脚質も公開しています。

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札幌競馬場芝2000mは、3コーナー奥のポケット地点からスタートし、ゴール前を通り芝コースを一周します。
スタートしてから最初のコーナーまでは非常に長く、そのため逃げ馬の好走率が先行馬に劣っているのでしょう。
脚質に関しては先行馬が有利ですね。

枠順による有利不利はそれほど大きくはありませんが、かすかに見られます。
勝率が良いのは5枠と6枠、2枠。回収率が優れているのは2枠や5枠、8枠です。

オルフェーヴル産駒の勝率と回収率が非常に素晴らしいにもかかわらず、その父のステイゴールド産駒は回収率に優れていません。

データ的に見ると1番人気は比較的信頼がおけますが、2番人気の勝率は想像以上に低いです。

そしてこのコースはなんと言ってもルメール騎手が非常に得意としており、勝率や回収率が優秀な傾向にあります。

いずれの枠も単複回収率が100％を超えている枠がなく、普通に予想しているだけでは難しいかもしれません。

最も優れた回収率は8枠の単勝の92％ですが、この枠は勝率が最も低い47％。
単勝回収率は優れているものの勝率が悪いので、積極的に狙いにくいですよね。

逆に勝率の高い枠を見てみると5枠と6枠、そして2枠が挙げられます。
5枠は単複共に回収率が80％台で、2枠はどちらも80％前後、しかし6枠は単複共に50％台ですから注意が必要です。

逃げ馬よりも先行馬の方が勝率が高くて有利な傾向で、回収率も逃げよりも高い数値です。
単勝回収率が130％で複勝が120％というデータ。

逃げ馬は単勝は回収率が100％を超えていますが、複勝は60％しかありません。

道中、中団や後方にいる馬はあまり期待できず、追い込み馬は勝率0.9％しかない点も特徴です。

札幌競馬場芝2000mで意外と優れているのがマクリ馬で、勝率が25％、複勝率は56.3％になります。
単勝回収率が148％、複勝回収率も152％と優秀です。

札幌競馬場芝2000mの出走数が多い馬の中で最も勝率が高いのは、ディープインパクトで11.8％です。
複勝率も31.6％ですから、安定した確率だといえます。
しかし単勝と複勝の回収率は共に70％台前半なので、妙味はありません。

キングカメハメハ産駒はディープに比べると勝率は劣りますが、単勝と複勝共に回収率は90％台。

出走頭数は減りますが、オルフェーヴル産駒は↑の表の中で1位タイの勝率17.6％。
そのうえ単勝が154％、複勝が138％という素晴らしい回収率です。

1番人気の勝率が抜けているのが特徴で、連対率や複勝率も高いです。
複勝の回収率が86％ですから、3連系馬券の軸にするのも良さそうです。

上位人気の中で注目したいのは3番人気です。
2番人気よりも優れた勝率を誇り、単勝の回収率は93％です。複勝は70％なので要注意。

その他にはそこそこ勝率が高い7番人気の馬が、単複それぞれ124％と87％の回収率です。

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