函館スプリントステークスのAI予想と過去データ特徴・傾向

2025年6月12日
重賞データ情報・過去10年の傾向, 函館競馬のAI予想指数

夏競馬の本格的な到来を感じさせる函館開催が6月14日よりはじまります。
その初日に早速行われるのが函館スプリントステークスです。
意外と好メンバーが集まり、ナムラクレアビッグシーザーといった実績馬も登場します。
このページでは、函館スプリントステークスの過去データ特徴や傾向を探り、馬券予想に生かす方法をお伝えし、AI指数予想も行います。

画像はJRAより引用

2025函館スプリントステークスの出走予定馬

馬名	性齢
インビンシブルパパ	牡4
ウイングレイテスト	牡8
カピリナ	牝4
カルチャーデイ	牝4
クファシル	牡5
ジューンブレア	牝4
ジョーメッドヴィン	牡4
ステークホルダー	牡5
ゾンニッヒ	牡7
ツインクルトーズ	牝5
ドンアミティエ	牡5
ナムラクレア	牝6
ビッグシーザー	牡5
フィオライア	牝4
プルパレイ	セ6
ペアポルックス	牡4
ミリアッドラヴ	牝3
モリノドリーム	牝6
レイベリング	牡5

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先週の成績↓↓

函館SSの過去10年分(9回分)の特徴・傾向データ

※札幌開催の2021年は除外

枠順別傾向

枠	着別回数	単回収率	複回収率	勝率	連対率	複勝率
1枠	1- 0- 2-13/16	36	44	6.3%	6.3%	18.8%
2枠	1- 1- 0-14/16	22	25	6.3%	12.5%	12.5%
3枠	1- 1- 1-12/15	16	99	6.7%	13.3%	20.0%
4枠	1- 1- 2-12/16	13	66	6.3%	12.5%	25.0%
5枠	1- 2- 1-13/17	37	89	5.9%	17.6%	23.5%
6枠	1- 1- 0-15/17	42	44	5.9%	11.8%	11.8%
7枠	1- 1- 2-14/18	87	130	5.6%	11.1%	22.2%
8枠	2- 2- 1-12/17	267	177	11.8%	23.5%	29.4%

9回分にも関わらず、すべての枠が勝利数1以上あります。
8枠のみ2勝挙げており、さらに8枠は2着2回、3着1回とすさまじい成績です。
8枠の回収率は単勝が267％で、複勝が177％。

7枠の回収率は単勝が87％、複勝が130％なので、内よりも外のほうが良さそうということがわかりますね。

脚質別傾向

脚質	着別回数	単回収率	複回収率	勝率	連対率	複勝率
逃げ	2- 1- 0- 6/ 9	240	154	22.2%	33.3%	33.3%
先行	4- 4- 2- 23/ 33	144	85	12.1%	24.2%	30.3%
差し	2- 3- 4- 38/ 47	28	55	4.3%	10.6%	19.1%
追い込み	1- 1- 3- 38/ 43	14	103	2.3%	4.7%	11.6%

逃げ馬が9回中2回勝利し、2着も1回あります。
単複回収率はそれぞれ240％と154％なので、外枠の逃げ馬がいれば…期待してしまいそうですね。

先行馬の成績も良くて、9回中4勝していて、単勝回収率が144％あり、複勝も85％とまずまず合格点でしょう。

追い込み馬の回収率が100％を超えているのは驚きですが、12番人気3着のレンイングランド、7番人気3着のエポワス、13番人気3着のタイセイアベニールがいるからです。
単勝回収率はかなり低いですが、そこそこ馬券圏内に絡んでいますし、人気薄が来るケースもあるので注意したいですね。

種牡馬(血統)別傾向

過去10年の函館スプリントステークスのデータだけだと情報不足なので、過去10年の函館芝1200mの成績データを参考にしています。

今年の函館スプリントステークス登録馬の父だけを抽出して↓表にまとめています。

種牡馬	着別回数	単回収率	複回収率	勝率	連対率	複勝率
キンシャサノキセキ	15- 24- 13-142/194	44	68	7.7%	20.1%	26.8%
モーリス	11- 5- 4- 52/ 72	194	102	15.3%	22.2%	27.8%
ミッキーアイル	7- 5- 8- 29/ 49	37	113	14.3%	24.5%	40.8%
ビッグアーサー	6- 8- 11- 47/ 72	43	79	8.3%	19.4%	34.7%
ハービンジャー	4- 6- 6- 59/ 75	28	54	5.3%	13.3%	21.3%
スクリーンヒーロー	4- 4- 7- 43/ 58	81	118	6.9%	13.8%	25.9%
Frankel	4- 3- 1- 12/ 20	130	80	20.0%	35.0%	40.0%
ドレフォン	1- 4- 5- 27/ 37	13	45	2.7%	13.5%	27.0%
ダンカーク	1- 4- 2- 14/ 21	30	174	4.8%	23.8%	33.3%
ファインニードル	1- 2- 3- 11/ 17	30	84	5.9%	17.6%	35.3%
ラブリーデイ	1- 2- 1- 15/ 19	17	33	5.3%	15.8%	21.1%
ニューイヤーズデイ	1- 1- 2- 5/ 9	21	50	11.1%	22.2%	44.4%
American Pharoah	1- 0- 1- 2/ 4	97	307	25.0%	25.0%	50.0%
イスラボニータ	0- 3- 7- 33/ 43	0	139	0.0%	7.0%	23.3%
アジアエクスプレス	0- 1- 0- 10/ 11	0	264	0.0%	9.1%	9.1%
マインドユアビスケッツ	0- 0- 0- 10/ 10	0	0	0.0%	0.0%	0.0%
Shalaa	0- 0- 0- 1/ 1	0	0	0.0%	0.0%	0.0%

勝率や連対率、そして回収率もモーリス産駒は素晴らしいですね。
回収率は単複それぞれ194％と102％となっています。出走回数が72回もあってこそ数字は驚きます。

今年の函館スプリントステークス登録馬の中でモーリス産駒なのは、「クファシル・モリノドリーム」です。

ほかにはスクリーンヒーロー産駒にも注目すべき。
58回出走し、4勝を挙げ、単複回収率はそれぞれ81％と118％です。

今年のスクリーンヒーロー産駒該当馬は「ウイングレイテスト」です。

少し出走回数は少なくなりますが、フランケル産駒も優秀です。
単複回収率はそれぞれ130％と80％で、勝率も連対率、複勝率も高いです。

フランケル産駒の該当馬は「レイベリング」です。

逆にマインドユアビスケッツ産駒は相性が悪く、今年該当するのは「ツインクルトーズ」です。