近年は強豪馬が勝利することも多い京成杯。今年のクラシックを占う意味でも非常に重要な一戦となるでしょう。
このページでは、2025京成杯の出走予定馬や有力馬のGANKO視点の見解、そして過去10年間の当レースのデータも紹介します。
画像はJRAより引用
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2025京成杯の出走予定馬
馬名 | 性齢 |
インターポーザー | 牡3 |
ガルダイア | 牡3 |
キングノジョー | 牡3 |
ゲルチュタール | 牡3 |
コスモストーム | 牡3 |
シマサンブラック | 牡3 |
センツブラッド | 牡3 |
タイセイリコルド | 牡3 |
ドラゴンブースト | 牡3 |
ニシノエージェント | 牡3 |
パーティハーン | 牡3 |
パッションリッチ | 牡3 |
マイネルゼウス | 牡3 |
マテンロウムーブ | 牡3 |
ミニトランザット | 牡3 |
想定1番人気キングノジョー、2番人気はパーティハーン、3番人気はゲルチュタール、4番人気はガルダイアです。
2025京成杯の有力馬見解
netkeibaの想定人気上位4頭を有力馬とし、それらの馬の情報を紹介します。
キングノジョー
父:シルバーステート
母父:Royal Anthem
想定騎手:ルメール騎手
新馬戦はルメール騎手が騎乗し、単勝1.3倍の期待に応えて完勝。
昨年10月19日のレースながらほかの出走馬はまだ1頭も勝ちあがっていない点が不安です。
しかし直線前半では前が壁になっていたにもかかわらず鞍上が冷静に対応し、進路が開いて追われるとあっという間に後続を突き放す快勝劇。
ゴール前では流していましたし、他馬とは明確に力が違ったことは確実です。
京成杯ではメンバーレベルが上がりますが、キングノジョーよりも有力視されている馬が出走しないのも事実。。
パーティハーン
父:Wootton Bassett
母父:Green Tune
想定騎手:戸崎圭太騎手
坂井瑠星騎手でデビュー戦と未勝利を戦い、新馬は2着、未勝利で勝利をおさめています。
同日開催の日経新春杯でホールネスに坂井瑠星騎手が騎乗するので今回は戸崎圭太騎手に。
新馬戦は早めに抜け出して勝ち確定か!?と思われたところ、外から勝ち馬のヤマニンブークリエが強襲して2着。
ヤマニンブークリエは次走黄菊勝では、後に朝日杯FSで2着に入るミュージアムマイルから0.5秒差。
その後のホープフルSでは5番人気ながら14着に敗れており、そもそもの新馬戦のレベルも疑問…という状態に。
パーティハーンの2戦目の未勝利戦ではこの馬だけが次元の違う圧勝劇を見せて、2着に5馬身差の圧勝。
2025年の京成杯はレベルがそれほど高くない可能性もあるため、十分通用してもおかしくなさそう。
戸崎圭太騎手はここ10年間では京成杯勝利はありませんが、2着と3着に2度ずつ入っており意外とおすすめです。
ゲルチュタール
父:ブリックスアンドモルタル
母父:ゼンノロブロイ
想定騎手:三浦皇成騎手
新馬戦ではキタサンハナビラに0.1秒差つけ勝利。
キタサンハナビラは↑のパーティハーンに未勝利戦で5馬身差つけられた馬です。
キタサンハナビラはパーティハーンと戦った未勝利戦では出遅れたものの、キタサンハナビラを物差し馬とした場合、明らかの【パーティハーン>ゲルチュタール】という図式が成り立ちます。
ゲルチュタールの2戦目は葉牡丹賞で、現時点で2戦2勝のヴィンセンシオに敗れはしていますが、ハナ差の惜敗です。
ヴィンセンシオの底が見えていないので力の予測が難しいですし、ゲルチュタールは葉牡丹賞で+12kgだったことを考慮すると、京成杯でも激走の余地があるのかも。
この馬は勝負根性は結構ありそう。
ガルダイア
父:エピファネイア
母父:ネオユニヴァース
想定騎手:杉原騎手
新馬戦では1番人気に応えて勝利し、2戦目のベゴニア賞ではムーア騎手が騎乗し3着。
ベゴニア賞を勝ったディアナザールは萩Sのみ敗れていますが、それを勝ったのが阪神JFで2着になったテリオスララです。
力さえ出し切ればこう勝負できる可能性はありますが、気性的な問題もあるのでパドックもしっかりと観察したいところです。
2025京成杯の過去10年分の特徴・傾向データ
枠順別傾向
枠 | 着別回数 | 単回収率 | 複回収率 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1- 1- 2- 8/12 | 174 | 90 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
2枠 | 0- 1- 2-13/16 | 0 | 61 | 0.0% | 6.3% | 18.8% |
3枠 | 2- 2- 1-10/15 | 96 | 134 | 13.3% | 26.7% | 33.3% |
4枠 | 1- 2- 1-12/16 | 16 | 78 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
5枠 | 2- 1- 1-15/19 | 89 | 53 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 1- 1- 2-15/19 | 26 | 82 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
7枠 | 0- 0- 1-18/19 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 5.3% |
8枠 | 3- 2- 0-16/21 | 96 | 54 | 14.3% | 23.8% | 23.8% |
枠の有利不利は基本的には無さそうですが、7枠の成績だけが気になります。偶然だと思いますが。
複勝率も高くて、単勝回収率は174%。複勝回収率は90%の1枠や「2- 2- 1-10/15」という成績で、単複回収率がそれぞれ96%と134%の3枠には注目したいですね。
脚質別傾向
脚質 | 着別回数 | 単回収率 | 複回収率 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0 | 17 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 4- 3- 3- 29/ 39 | 58 | 75 | 10.3% | 17.9% | 25.6% |
差し | 5- 4- 4- 39/ 52 | 70 | 89 | 9.6% | 17.3% | 25.0% |
追い込み | 1- 2- 3- 30/ 36 | 58 | 39 | 2.8% | 8.3% | 16.7% |
逃げ馬の成績がかなり悪い点が気になりますね。
やはり先行馬と差し馬が安定していて、先行と差し勢で合計9勝を挙げています。
追い込み馬の成績は良いわけではないものの、もそこまで悪くはない感じ。
とりあえず逃げ馬は軽視でよさそうです。
種牡馬(血統)別傾向
2025年の京成杯に登録している馬の父に限定した表です。
種牡馬 | 着別回数 | 単回収率 | 複回収率 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
エピファネイア | 1- 1- 1- 3/ 6 | 191 | 206 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
キタサンブラック | 1- 0- 0- 4/ 5 | 54 | 28 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
スクリーンヒーロー | 1- 0- 0- 0/ 1 | 350 | 150 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
イスラボニータ | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0 | 1090 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
ゴールドシップ | 0- 0- 1- 1/ 2 | 0 | 355 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
シルバーステート | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ルーラーシップ | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ドゥラメンテ | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ダノンバラード | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
エピファネイア産駒は6頭が出走し、そのうち3頭が馬券に絡む活躍ぶり。
回収率は単勝が191%で、複勝が206%。
昨年のジュンゴールドのように人気で大敗する例もありますが、昨年勝ち馬のダノンデサイルは5番人気で勝利。
ルーラーシップ産駒は期待値が低そうなので注意したいところです。
人気別傾向
人気 | 着別回数 | 単回収率 | 複回収率 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 3- 2- 1- 4/ 10 | 104 | 89 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 1- 4- 1- 4/ 10 | 27 | 96 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 53 | 38 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 1- 0- 0- 9/ 10 | 51 | 18 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 2- 1- 0- 7/ 10 | 228 | 101 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
6番人気 | 1- 0- 4- 5/ 10 | 132 | 163 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
7番人気 | 1- 2- 1- 6/ 10 | 209 | 156 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
8番人気 | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0 | 78 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
9番人気 | 0- 1- 0- 9/ 10 | 0 | 109 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気 | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0 | 78 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
11番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0 | 0 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気が3勝、2番人気~4番人気がそれぞれ1勝ずつ、5番人気が2勝。
あとは6、7番人気の馬が1勝ずつ挙げており、上位人気の馬が圧倒的に強さを発揮。
8番人気以下の馬は2頭が馬券に絡むだけで、基本的には人気薄は不要そうですね。
好走確率が高そうな馬
※netkeibaで公開する予想で重視するかはわかりませんのでご了承ください